トップページ暮らし窯業系サイディングのラムダの『色むら・凍害』に対しての質問です。

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こんにちは、ラバスト木村です。

今回は窯業系サイディングのラムダの『色むら・凍害』に対しての質問です。

 「ラムダは中空素材で少しもろい所があり、ロットによって色の違いが大きいため、張り替えなどで困ることがあります。素地仕上げの場合、日当たりが悪い面で経年変化による汚れが目立つ場合もあります。」

 また、「寒冷地においては、凍害にどの程度の対応ができるのかが気になる。RC外断熱工法や地下二重壁工法といった工法には適しているかも知れませんが、内部から熱が逃げるような建築での使われ方はやめるべきだろうか」といった質問・疑問が出ています。

メーカーによる回答です。

 ラムダはガラスや陶磁器等と同じ様に、高所から落下すると、割れてしまう場合があります。また、原料に天然骨材を使っているので、セメント硬化反応条件による表面の色調差が生まれます。それによって、色の相違が感じられることがあります。

 完成の後の汚れ防止には、ラムダの素材を生かした塗装パネル「リベール」を使用されると良いと思います。クリアな塗膜が汚れ防止や耐久性の機能を高めています。

 また、セメント製品の凍害は寒冷地にとってはいわば、宿命的であります。材料の耐候性と施工上の耐候性の両方から考える必要があります。つまり、材料の耐凍結融解性や結露・漏水の防止といったことです。

 また、『内部から熱の逃げる建物』というのは水分が逃げる建物です。壁体は断熱材やシート類・外装材で構成します。これらの構成によって、温度勾配、水分勾配が決まり、結露の有無が判断されます。結露の防止が凍害防止のポイントの一つですから、壁構成を結露しないようにデザインすることが凍害防止の対策になります。


 


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