トップページ暮らし壁と天井の取合い部で充てん断熱工法のミスを防ぐ方法

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こんにちは、ラバスト木村です。

今回は充てん断熱工法によって壁を施工する場合、天井との取り合い部分が工事の手順の違いによって、ミスを犯す個所として注意すべき場所です。

壁の断熱工事は野縁を組む前に施工し、断熱材を胴差や桁まですき間なく取付ける事が大事です。

断熱材を充てんした上で、構造用合板や石膏ボードなどの下地材を張り付ける。そのあとで野縁を取り付ける。

壁断熱工事をしないで、先に野縁の工事をしてしまうと、野縁より上方にある壁の断熱工事は、遣り辛くなってしまいます。そして、欠損個所を生む恐れがでてくるので、注意を払う必要が出てきます。

現場の施工者の中には、木工事の作業を慣習的に野縁の方を先にする人もいます。断熱工事に関する知識が十分にないと、こうしたやり方も気付きにくいですね。
作業手順を細かく打ち合わせて、施工することが大事です。


 次に、天井が直接傾斜屋根面に接している場合、壁と天井への断熱工事で、桁と屋根の間に生ずる三角のすき間に、断熱材を入れ忘れる事があります。

こうした場所は、現場発泡系の断熱材を使います。1液タイプのスプレー式断熱材を使用してすき間を塞いでいきます。気密シーリングとしての効用が出来、このように少しのすき間も無くすようにすることが、断熱工事のミスをしにくくする方法です。
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