内装制限

火気使用室とはコンロ、固定式ストーブ、壁付暖炉などのある部屋のことを言います。

以前は火気使用室全体の内装を準不燃材料とするとなっていましたが、
平成21年4月1日より国交省告示225号のように法律が変わりました。

国交省告示225号では一戸建ての住宅に限って、
コンロ、固定式ストーブ、壁付暖炉などのある火気使用室は
火気使用設備周辺の内装を強化することで、
それ以外の部分では木材などの材料を許容するとあります。

それでは、具体的にその概要を説明していきます。
長期加熱と短期加熱による可燃物燃焼範囲の考え方ですが、
 (その1)天井高さが≧235cmの場合(いわゆる火炎が天井に到達しない場合です。)
      ・コンロの中心から半径25cmの円で高さ80cmの円柱内は
       長期加熱による可燃物燃焼範囲として
       ‘眩及び下地とも特定不燃材料としなければなりません。

      ・コンロの中心から半径80cmの円で高さ235cmの円柱内は
       短期加熱による可燃物燃焼範囲として
       ,(内装のみ特別不燃材料。下地制限なし)とすることができます。

 (その2)天井高さが155cm以上235cm未満の場合(火炎が天井に到達する場合です)
      ・コンロの中心から半径25cmの円で高さ80cmの円柱内は(その1)と同じです。
       (長期加熱による可燃物燃焼範囲)

      ・コンロの中心から半径80cmの円で、高さ155cm以上235cm未満の天井hの場合は
       その円柱の範囲内では内装材のみ特別不燃材料とすることができます。
       下地は制限ありません。(短期加熱による可燃物燃焼範囲)

      ・さらに天井高さhの上に半径(235-h)の半球内部も
       内装材のみの特別不燃材料としなければなりません。

 (その3)天井高さが155scm未満の場合(火炎が天井に到達する場合)
      ・コンロの中心から半径25cmの円で高さ80cmの円柱内は(その1)と同じです。
       (長期加熱による可燃物燃焼範囲)

      ・コンロの中心から半径80cmの円で、高さ155cm未満の天井hの場合は
       その円柱の範囲内では内装材のみ特別不燃材料とすることができます。
       下地は制限ありません。(短期加熱による可燃物燃焼範囲)

      ・次が(その2)とは違う部分です。
       (その2)では天井の上に半球の内装制限がありましたが、
       (その3)では天井hの上に半径(235-h)の球状の内部全部が
       内装材のみの特別不燃材料となります。

 注意事項として火源がコンロの場合は、1口4.2kw以下の調理専用のものに限ります。

こんにちは、ラバスト木村です。
今回は内装制限の適用を受ける仕上げの範囲についての説明です。

内装制限とは火災の発生・拡大の防止のため、
天井及び壁の室内に面する部分の仕上げに求められる
防火上の制限のことをいいます。

内装制限は
特殊建築物(集会場・旅館・下宿・共同住宅・飲食店・物販店・地下・自動車車庫)
大規模建築物、火気使用室、無窓居室の居室以外の天井・壁の仕上材は
準不燃材以上にしなければなりません。
但し、階数と床面積の大きさによって、難燃・準不燃・耐火に分けられます。

ここで、ポイントとなるのが以下のことです。
壁(腰壁は除きます)と天井が内装制限の対象の場合、
床や建具、廻り縁などの部分的な装飾材には適用されません。

また、令129条の内装制限以外にも、
排煙設備に関する告示や避難階段の構造規定などによる内装材の制限があります。

内装制限を受ける調理室などの取扱いについて説明します。
火元(コンロ)の中心から垂れ壁までの水平距離は1/2H以上にしなければなりません。
(Hは火元から天井までの高さ。)
また、垂れ壁は不燃材で作ること。垂れ壁の線から火元側の壁は内装制限を受けます。

階数が2以上の住宅の火気使用室で、最上階にあるものは内装制限の対象外です。

関連法規条文 法35条の2:特殊建築物の内装 
       令128条の3の2:制限を受ける窓その他の開口部を有しない居室
       令128条の4:制限を受けない特殊建築物など
       令129条:特殊建築物の内装
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